~ 超簡単! もやしレシピ ~ もやしペペロンチーノ
もやしの白くて細長い形態が麺類と似ているためでしょうか。
超簡単もやしレシピには、「パスタ料理」の応用がききます。
見た目だけでなく、どんな味ともなじみやすいもやしの淡白さもあってこそですね。
前にもやしのカルボナーラ風を紹介しましたが、ここではペペロンチーノを紹介したいと思います。
超簡単もやしレシピと言うにはちょっと手がかかる方かもしれませんが、「もやしにもこんな使い方があるのだ」という感じで読んでいただけると嬉しいです。
材料:もやし…1袋、あさり…殻付きで150g、バター…大さじ1、オリーブ油…大さじ1、酒…大さじ2、にんにく…1片、たかの爪…1本、塩コショウ…少々
作り方
1.もやしは芽とひげ根を取り除いておきます。
あさりは砂出しをして殻をきれいに洗っておきます。
2.フライパンを熱してバターを入れ、もやしをさっと炒め、一度お皿に取り出しておきます。
3.2.のフライパンに今度はオリーブ油を熱し、みじん切りにしたにんにく、たかの爪を入れて香りが立ったら、あさり、酒も加えて蒸し焼きにします。
(あさりの酒蒸しを作ります)
4.あさりの口が開いたら、2.のもやしをフライパンに戻して炒め合わせ、塩コショウで味を整えます。
この分量は大体二人分です。
スパゲッティーの代わりに食べたい、という人なら一人で食べられる量かもしれません。
今回はにんにくやたかの爪を使いましたが、パスタ用に市販されているペペロンチーノの素を使うとさらに簡単にできます。
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今まで超簡単な、もやしのレシピをいろいろと紹介してきました。
ところで、ここではもやし”全般”について説明したいと思います。
「もやし」は、豆・野菜・穀物の種を光に当てずに暗いところで発芽させ、生長させたものの総称を言います。
主成分は水分で、タンパク質、炭水化物、カリウム、葉酸、食物繊維なども含んでいます。
注目すべきは、発芽することでグンと増える栄養素(ビタミンC)があることです。
ブロッコリーのスプラウトなどがスーパーでよく見かけられるようになりましたね。
成長したブロッコリーよりはるかに多い栄養素を含むことで話題を呼びました。
「もやしっ子」という言葉がありますね。
ひ弱な子供に対する呼び方に使われますが、実際にはもやしやスプラウトなどの新芽野菜は、パワーに満ちた野菜なのです。
超簡単もやしレシピも、もやしの秘めたパワーを知ったうえで作ると、食卓に並ぶ姿も何だか誇らしげですよね。
次にもやしの種類です。
私たちが普段よく目にするもやしは、「緑豆もやし」「大豆もやし」「アルファルファ」などでしょう。
「緑豆もやし」はもっともよく見かける一般的なもやしですね。
炒め物に向くほか、もやし料理全般にも使われます。
「大豆もやし」はその名の通り大豆を発芽させたものです。
もやしの頭に黄色い豆がついています。
韓国料理によく使われ、旨味があり、緑豆もやしに比べて青臭さが少ないのが特徴です。
ナムルやビビンバなどに使われるなじみの深いもやしです。
「アルファルファ」は糸もやしとも呼ばれるもので、牧草の種から作られます。
糸のように細いので、サラダなどに入れて生で食べられます。
もやしは低価格で買いやすい食材です。
しかし、日持ちしないのが難点ですね。
なるべく色が白くて張りがあるものを選びましょう。
そして、1~2日のうちに使ってしまって下さい。
使うときに念いりに水洗いする必要はありません。
水耕栽培なので栽培時に汚れがつくことはないですし、スーパーに並んでいるものは既に洗浄されています。
さっと洗う程度で十分です。
長時間水に浸すとビタミンCが流出し、栄養が損失します。
扱いに気をつけて下さいね。
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