~ 超簡単! もやしレシピ ~ もやしの下ごしらえ
超簡単もやしレシピとして多く紹介されているものに、お浸しや和え物があります。
韓国料理のもやしのナムルなども、和え物に分類されます。
いくら超簡単もやしレシピとは言え、いい加減に作るよりきちんと考えて下ごしらえをした方が断然おいしく出来上がります。
「和え物なんて、もやしをゆでて味を付ければOKでしょ」確かにその手軽さが和え物のよいところなのですが、せっかくなのでおいしい一品に仕上げましょう。
まず口当たりと見た目をよくしたい時は、もやしを袋から出したらひげ根のついた先端部分を取り除きましょう。
ひげ根を取ったあとのもやしは、一度さっと水にくぐらせてきれいに付着したひげ根を洗い流します。
次に和え物やお浸しにする場合には、軽く水分をとばすために下ゆでをします。
鍋にお湯を沸かしたらその中にもやしを入れ、菜箸でほぐすようにかき混ぜ歯ごたえが残るくらいに1~2分ほどゆでます。
ざるに上げ、手早く冷水をかけて粗熱をとり、水気を切ります。
冷水をかけないと余熱であっと言う間にもやしがしなっとなってしまいます。
シャキッとした歯ごたえがもやしの身上なので、ここはぜひゆで過ぎないように気をつけてください。
またもやしを和え物にする場合にはゆでるという方法のほかに、フライパンで1分ほど乾煎りする方法もあります。
この場合は冷水にとらず、火から下ろしたらざるに広げて粗熱をとります。
乾煎りはゆでた時よりパラリと仕上がり、調味料のなじみが良いようです。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
今まで超簡単な、もやしのレシピをいろいろと紹介してきました。
ところで、ここではもやし”全般”について説明したいと思います。
「もやし」は、豆・野菜・穀物の種を光に当てずに暗いところで発芽させ、生長させたものの総称を言います。
主成分は水分で、タンパク質、炭水化物、カリウム、葉酸、食物繊維なども含んでいます。
注目すべきは、発芽することでグンと増える栄養素(ビタミンC)があることです。
ブロッコリーのスプラウトなどがスーパーでよく見かけられるようになりましたね。
成長したブロッコリーよりはるかに多い栄養素を含むことで話題を呼びました。
「もやしっ子」という言葉がありますね。
ひ弱な子供に対する呼び方に使われますが、実際にはもやしやスプラウトなどの新芽野菜は、パワーに満ちた野菜なのです。
超簡単もやしレシピも、もやしの秘めたパワーを知ったうえで作ると、食卓に並ぶ姿も何だか誇らしげですよね。
次にもやしの種類です。
私たちが普段よく目にするもやしは、「緑豆もやし」「大豆もやし」「アルファルファ」などでしょう。
「緑豆もやし」はもっともよく見かける一般的なもやしですね。
炒め物に向くほか、もやし料理全般にも使われます。
「大豆もやし」はその名の通り大豆を発芽させたものです。
もやしの頭に黄色い豆がついています。
韓国料理によく使われ、旨味があり、緑豆もやしに比べて青臭さが少ないのが特徴です。
ナムルやビビンバなどに使われるなじみの深いもやしです。
「アルファルファ」は糸もやしとも呼ばれるもので、牧草の種から作られます。
糸のように細いので、サラダなどに入れて生で食べられます。
もやしは低価格で買いやすい食材です。
しかし、日持ちしないのが難点ですね。
なるべく色が白くて張りがあるものを選びましょう。
そして、1~2日のうちに使ってしまって下さい。
使うときに念いりに水洗いする必要はありません。
水耕栽培なので栽培時に汚れがつくことはないですし、スーパーに並んでいるものは既に洗浄されています。
さっと洗う程度で十分です。
長時間水に浸すとビタミンCが流出し、栄養が損失します。
扱いに気をつけて下さいね。
スポンサード リンク